エージェント型AIは、ソフトウェア開発のあり方を大きく変えつつあります。しかし多くのチーム、特に中小規模のチームにとって、AIの導入は「すべてか無か」の選択を迫られるものでした。つまり、プラットフォームのフルサブスクリプションを契約するか、AIをまったく使わないかの二択しかありませんでした。
GitLab 18.10で、この状況が変わります。本日より、GitLab.comのFreeプランを利用するチームは、GitLabクレジットを購入して月額料金にコミットすることにより、GitLab Duo Agent Platformをすぐに利用開始できます。サブスクリプションのアップグレードは不要です。GitLab有料プランの追加はまだ検討していないものの、AIを活用した開発を始めたいチームにとって、エージェント型AIへの本格的なエントリーポイントとなります。
モデルはシンプルで、利用するユーザー数ではなくAIが実行した作業に対して課金されます。グループオーナーがグループの請求設定からGitLabクレジットを購入して月額料金にコミットすると、チーム全体がGitLab PremiumおよびUltimateのお客様と同じAIエージェントとワークフローにアクセスできるようになります。計画、コード生成、自動コードレビュー、パイプライン診断のすべてを、共有クレジットプールから利用可能です。
GitLabクレジットダッシュボードにより、グループオーナーはどのエージェントやワークフローがクレジットを消費しているかを把握でき、AI関連の支出を実際の作業成果に直接紐づけることが可能です。

購入したその日からGitLab Duo Agent Platformを利用可能
グループオーナーがクレジットを購入すると、チームの全メンバーがすぐにGitLab Duo Agent Platformの利用を開始できます。
一般的なワークフローは次のとおりです。
まず、ソフトウェアの機能リクエストから始めます。GitLab Duo Chat(エージェント)でプランナーエージェントを開き、必要な内容を自然言語で記述します。エージェントがそれを構造化された作業アイテム(説明、ラベル、関連付けを含むイシュー)に分解し、プロジェクトに直接作成します。これまで手作業のイシュー整理に半日かかっていた作業が、わずか数分で完了します。
作成されたイシューの1つを選び、デベロッパーフローを割り当てて作業を開始します。エージェントがイシューのコンテキストを読み取り、要件に沿ったコードを生成し、テストを実行して、レビュー用のマージリクエストを作成します。リファクタリングや拡張、プロジェクトのコンテキスト内でのコード説明など、より反復的な作業にはGitLab Duo Chat(エージェント)も活用できます。
マージリクエストの準備が整うと、コードレビューフローが多段階の自動レビューを実行します。変更内容のスキャン、リポジトリコンテキストの取り込み、差分に紐づいた構造化されたインラインフィードバックの投稿が行われます。人間のレビュアーは初回の機械的なチェックを省略し、アーキテクチャやビジネスロジックに集中できます。
パイプラインが失敗した場合は、CI/CDパイプライン修正フローがエラーログを読み取り、根本原因を特定して修正案を提示します。チームは、ジョブログを手動で確認しなくても、解決の糸口を得ることができます。
GitLab Duo Agent Platformは、1つのクレジットプールでソフトウェア開発をイテレーションからデプロイまで支援します。
エージェントとワークフローの利用開始は簡単で、計画からデプロイまで3分以内で完了します。詳細はこちらのデモをご覧ください。
定額コードレビュー:スケールしてもコストを予測可能
GitLab Duo Agent Platformで利用できるすべてのワークフローの中で、自動コードレビューはコストが予測可能であるという点で、最も早く価値を実感できる機能です。
コードレビューフローの料金は、マージリクエストのサイズやリポジトリの複雑さ、内部で実行されるステップ数に関係なく、レビュー1回あたり一律0.25 GitLabクレジットとなります。4回のレビューで1クレジットです。チームが月に500件のマージリクエストを処理する場合でも50,000件の場合でも、レビュー数に基づいてコストを直接予測できます。
この数字をもう少し詳しく見てみましょう。手動のコードレビューはコストだけでなく時間もかかり、コンテキストスイッチングが絶えず必要になるため、開発に支障をきたします。コードレビューフローによる時間の節約は、レビュー量の増加に伴い大幅なコスト削減につながる可能性があります。キューで待機させるのではなく、数百件のレビューを同時に実行できるため、時間の節約とコスト削減の効果が急速かつ複合的に高まります。
GitLabのFreeプランを利用しているチームは、月間クレジットプールのうちコードレビューに充てる割合を正確に把握し、計画を立てることが可能です。
コードレビューフローの仕組みと、エンジニアリング組織のスケーリングにおける意義について詳しくご確認ください。
Premiumで価値を最大化
FreeプランのGitLabクレジットは、エージェント型AIへの直接的な道筋を提供します。チームがGitLabをより幅広く活用している場合、Premiumは経済性と機能の両方を兼ね備えた選択肢です。
月額29ドル/ユーザーのGitLab Premiumには、プロモーションオファーとしてユーザーあたり12 GitLabクレジットが含まれています。20人のチームであれば、追加費用なしで月240クレジットを利用でき、約960回の自動コードレビュー、またはコードレビュー、計画、開発ワークフロー、パイプライン修正を組み合わせた利用が可能です。
GitLab Duo Agent Platformは、Premiumが提供する機能の一部にすぎません。大量パイプライン向けの高度なCI/CD、ガバナンスのためのマージ承認とコードオーナー、プロジェクト全体で統一されたコンテキストを持つ単一データレイヤー内で動作するAIも含まれています。
Freeプランでクレジットを使用し、AIがワークフローの中心になりつつあると感じているチームにとって、プロモーションクレジットが含まれるPremiumが次の選択肢となるのは自然の流れでしょう。Premiumでは、より多くのプラットフォーム機能を利用でき、チームとともに成長する基盤となります。
今すぐ始めましょう
GitLab 18.10はすでに提供が開始されており、すぐにご利用いただけます。エージェント型AIでスピードアップしたいチームも、現在の作業方法を支えるフルプラットフォームが必要なチームも、ソフトウェア開発プロセスを加速するための明確な道筋があります。
- FreeプランのGitLab.comをご利用のチーム: グループの請求設定からGitLab クレジットの月額コミットメントを購入し、今すぐGitLab Duo Agent Platformの利用を開始してください。
- フルプラットフォームを検討されているチーム: チームに最適なGitLabサブスクリプションを見つけるか、GitLab Ultimateの無料トライアルを開始してください。
チームへのクレジット設定は迅速かつ簡単です。詳細はこちらのデモをご覧ください。
FAQ
GitLabクレジットの月額コミットメントとは何ですか
月額コミットメントは、グループオーナーがグループ全体の共有プールとして適用されるクレジット数を選択する、使用量ベースの購入オプションです。チームがGitLab Duo Agent Platformの機能を使用するとクレジットが消費されます。詳細はGitLabクレジットのドキュメントをご確認ください。
現在、GitLabクレジットを購入できるのは誰ですか
GitLab PremiumおよびUltimateのお客様は、プロモーションクレジットがすでにサブスクリプションに含まれています。18.10以降、FreeプランのGitLab.comトップレベルグループネームスペースでも、セルフサービスのグループ請求を通じてクレジットの月額コミットメントを購入できるようになりました。最新の対象条件については、GitLabクレジットのドキュメントをご確認ください。
Freeプランでクレジットによって利用可能になるAI機能は何ですか
クレジットを持つチームは、PremiumおよびUltimateのお客様と同じエージェント型AI機能とモデルにアクセスできます。プランナーエージェント、デベロッパーフロー、コードレビューフロー、CI/CDパイプライン修正フロー、GitLab Duo Chat(エージェント)、コード提案、カスタムエージェントとワークフローなどが含まれます。全機能の一覧はDuo Agent Platformドキュメントをご確認ください。
自動コードレビューの費用はいくらですか
コードレビューフローは、マージリクエストのサイズや複雑さに関係なく、レビュー1回あたり一律0.25 GitLabクレジットの定額料金です。最新の価格詳細については、コードレビューフローのドキュメントをご確認ください。
Freeプラン+クレジットからGitLab Premiumにアップグレードできますか
GitLab 18.10では、営業担当を通じて月額クレジットコミットメントを持つ無料ネームスペースからPremiumへのアップグレードを利用可能です。オプションについてはGitLab営業チームにお問い合わせください。



